花郎(ファラン)【4話】のあらすじ(ネタバレなし)
突然現れ王の悪口を言うサムメクチョンに、アロは「王の心情が理解できる」と言う。じっとアロを見つめるサムメクチョン。
一方貴族たちは「ファランの創設は許されない、王の命令でなければ従わない」と大騒ぎになっている。
そして「今年は王の成人の年だが、成人の儀に姿を現さないとしたらいかがなものか?」とヨンシルが言う。
「生誕の儀はお辞めになっては?」と進言するウィファに、「貴族の言うことを聞いて儀を取りやめたら、王室の名誉が回復できないくらい傷つく」と答える太后。
「私にお任せを」と言うと、ウィファは何やら書をしたためている。左手でわざとへたくそな字を書いている(誰の筆跡か分からないようにしているようだ)
その書はスホとパンリュのところへ届けられた(例のイケメン二大勢力ですね)
祝の儀の当日、ヨンシルはじめ大勢の貴族が病を口実に欠席した。むっとする太后。「ファランの創設を阻む気だな」とつぶやく。
そして始まった生誕の儀。太后の後から担がれてくる王の輿には誰も乗っていない。
それを側道で見ているサムメクチョンとパオ。
その頃、アンジの家からムミョン出て行こうとする。「どこへ行くんだ?と聞くアンジにムミョンは「ちょっと訪ねたい人がいるんだ」と言う。その手には刀が握られている。
行列の側道にはパンリュとスホもいた。太后に目を奪われるスホ。
タイソにはウィファとピチュギがいた。そこへサムメクチョンがやってきた。「そなたに会いに来た、ファランになりたい」と言うサムメクチョン(どこか態度がでかい。笑)
正体も名前も明かさないサムメクチョンにウィファは「帰れ」と言う。「本心を全部かさねばならんのか、それとも少しでいいか?」と聞くサムメクチョン。「とりあえず少しでいいから話せ」と言うウィファにサムメクチョンはファランになりたい理由を「あの行列の主、太后を引きずり降ろしたい」と言う。顔色の変わるウィファ。
わけもわからないまま行列に遭遇し、しょうがなく周りに合わせて頭を下げているムミョンの前へへクミンジャが現れた。マンムンを殺した奴だと気づいたムミョンはクミンジャに切りかかる。
多勢に無勢で取り押さえられたムミョン。そこへ太后が輿から降りてきて「何者だ」と問いかける。答えないムミョンを、見て「斬れ」と命令する太后。そこへアンジが飛び出してきた。アンジはムミョンの様子を見て彼をつけてきていたのだった。
「彼は私の息子です。私が代わりに罰を受けます!」と言うアンジ(アンジと太后は昔恋人同士だったのですね)
投獄されたムミョン。そこに太后が訪れた。そして「お前の父と妹を殺すつもりだ」と言う。
ムミョンは「彼らは助けてください、俺を殺して下さい」と頼む。「お前次第だ。知らせを待て」といい去っていく太后。
その夜、王宮の門前でアロが心配そうに待っている。門が開きムミョンが一人で出てきた。「父上は無事なの?!なんで1人で出てきたの?!」と聞くアロに向かって倒れ込んで気を失うムミョン。
アンジは太后の部屋に寝せられていた。
目が覚めたアンジの傷ついた首を触ろうとする太后を避けるアンジ。アンジは自分の妻を殺し息子を賎民の村に捨てた太后を深く恨んでいた。
アンジの態度に激昂した太后はアンジを投獄してしまう。一方、ムミョンを担いで帰ったアロ。
その日の夜中ナジョンで決闘が行われていた。スホのグループとパンリュのグループだ。そこへすぐさま兵士が現れスホ、パンリュらは全員逆賊として捕らえられ尋問所に連れていかれる。
翌朝、捕らえられたスホやパンリュ全員に「お前らを逆賊として拷問し殺すように命じられた」とウィファが彼らに知らせる。
太后の下には貴族らが集まり「どうか息子たちを許してください」と土下座していた。
ヨンシルは「今回は太后が1枚上手だ、望み通りファランを作らせてやろう。後で我らのものにすればよい」と反太后派の貴族達に話していた。
スホやパンリュらは、「ファランに入るという書面に署名をすれば放免されることになった」と知らされる。次々とファランに志願する若者たち。(ウィファにいっぱい食わされましたね)
太后とウィファが碁を打っている。太后はそこでウィファに「ある者を無条件でファランに受け入れろ。そのかわりお前が連れてきたものも無条件で1人だけファランに入れよう」と話す。